「皆が知っていることだが、生産ライン自体は弱い繋がりでしかない。コンポーネント部品はすべて各目的向けに最適化され、ライフサイクル全体で優れた性能を発揮するのに十分保守整備されていることが重要である。このことはグリッパーについてもいえる。グリッパーの生産性や利益性への影響は、多くの人が考えている以上に大きい。」と、AP&T プロダクトマネージャライン レナート・ヨナソン(Lennart Johansson)氏は述べています。
すべての AP&T ラインには、正規のグリッパーが装備されていますが、生産の変更の伴い、この正規のグリッパーに新しいものを追加または交換するのが一般的です。グリッパーが期待の機能を持つには、正しく組立と設置することが重要です。接続が正しくなかったり、あるいは不要に複雑であったりすると、サイクルやセットアップ時間にマイナスの影響が及ぶことがあります。
「空気圧接続の寸法が間違っている場合、グリッパー部が真空になるまでに時間を要し、プロセスに必要以上の時間がかかる場合がある。また、セットアップ時間を最小にするため、迅速で安全な交換ができるグリッパー設計にすることが重要である。サイクルタイムがたった1、2秒増えるだけで1年間で数週間分の生産が損なわれる可能性がある。」と、AP&T アフターサービスのプロダクトマネージャ ヘンリック・ヴェスタールンド(Henrik Vesterlund)氏は述べています。
新しいグリッパーを必要とする、あるいは生産ラインで既存のグリッパーを確認したいお客様、新製品、正規部品またはサービスについて AP&T までお問い合わせください。
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