ダンフォスは、中国の海塩(Haiyan)における熱交換器プレート製造用にAP&Tの一貫生産設備を注文しました。 この投資により、急速に増大する中国の熱交換器の需要に対応するダンフォスは、増産が可能になります。
「ダンフォスとの前向きの関係と中国の熱交換器市場における当社の地位を強化する重要な分野での意義深い取引です」とAP&Tのセールスマネージャーのホーカン・リューデンボリ(Håkan Rydenborg)氏は述べています。
冷凍システム、空調ユニット、暖房システム、空気乾燥機、油圧オイルクーラーなどのブレージングプレート式熱交換器プレートは、上海の南西120kmに位置する海塩(Haiyan)のダンフォス工場で製造しています。当工場は現在拡大している中国市場に年間約30万台の熱交換器の供給能力を有しています。
「AP&Tの新しいラインは当社の生産能力の拡大と高いレベルの品質の確保を可能にするでしょう。」ダンフォスの生産技術部のレイ・フアウェイ(Lei Huawei)氏は述べています。
この注文には、熱交換器プレートのフレキシブルな生産のための一貫生産ライン、コイルから完成スタック、サービス、メンテナンスおよびサポートが含まれます。このラインはAP&Tの標準コンポーネントで構成されており、広範囲のOEE総合設備効率(Overall Equipment Effectiveness)要求を満たす、オペレータに依存しない多くの機能を含む高度に自動化されたラインです。 納入は2017年末/ 2018年初めに行われる予定です。
AP&Tの熱交換器プレート生産ラインはすでにダンフォスのいくつかの工場で使用されていますが、中国の工場で使用する設備としては初めての受注です。
「弊社グループ内では、AP&Tの生産方式について非常に良い経験をしており、同社のノウハウに大きな信頼を置いています。 上海にある同社の支店を通じたサービスとサポートが利用できることも大きな利点です」とレイ・フアウェイLei Huawei氏は述べています。