AP&T のターンキー全自動プレスラインにより、デンマークの CK Deep Drawing は同社の長期にわたる取り組みにより、深絞りおよび穿孔金属板部品の生産自動化についてさらに重要な段階に入っています。
深絞りスペシャリスト CK Deep Drawing は、ユトランド半島東海岸のホーセンスを本拠地とし、デンマーク国内のみならず、世界各地のさまざまな業界で活躍する多数の顧客向けにプレス金属板部品を製造しています。過去10年間で、同社は AP&T との協力により、生産シェアを少しずつ自動化。同社はまた、2019年3月、AP&T プレスラインをもう1基試運転しましたが、これで同社の生産の90%が自動化されたことになります。
「新しいプレスラインは CK Deep Drawing の柔軟性と生産性への高い需要への対応を見越して開発されたものだ。金属厚さ1~8mmまでのどのタイプの部品でも基本的に使用できる設計になっており、必要な形成手順は1回で済む。小型シリーズはクイック金型交換および短いセットアップ時間で効率的な製造が可能だ。」 と、AP&T のピーター・カールソン(Peter Karlsson)は述べています。
このラインでは、コイルから、第1プレス機に直接、あるいはブランクを所定形状やサイズに切断する回転刃を経由して金属板を給送します。もう1つの形成手順は、第2プレス機で完了します。プレス後、部品は AP&T のガントリシステムで、移動およびスタックされます。ラインの2つのスタックステーションは交互に充填され、および空になることで、連続生産が可能になります。プロセス全体が、成形時に入ってくる残留材料の処理を含め、全自動です。プログラミングは AP&T のユーザーフレンドリーな HMI, LOGOS により行われます。
全ラインに加え、AP&T は、機械すべて向けのサービスおよびメンテナンスも提供します。