アジアにおける継続的な投資の一環として、中国と日本での上層部の刷新が行われました。7月1日付けでKari Rannistoが、上海AP&Tの新たなゼネラルマネージャーに就任しました。Tatsuo Inoueは8月中旬から、日本のマネージングディレクターに任命されています。
中国の新ゼネラルマネージャーKari Rannistoは、これまで通り中国と韓国のAP&Tの事業を担当しますが、成長に結びつく発展を重視します。同地域に進出した2008/2009年以降、AP&Tの中国事業は目覚ましい成長を遂げ、従業員数は10倍に、3名から30名に増えています。
Kari Rannistoは、中国での15年間を含めて18年間アジア地域でSKF社、Atlas社、Copco社、SSAB社などのメーカーを担当してきました。同氏は販売と製造の両事業部門で責任ある指導的な地位に就いています。
「Kariは中国のビジネス事情を深く理解しており、また大規模プロジェクトを統率し、販売代理店と流通の強力なネットワークを構築する上で幅広い経験を持ち合わせています。また中国語も流暢です。同氏の就任は非常に期待できます」とAP&Tセールス・マーケティング本部長のPer Josefssonも歓迎しています。
日本における強力なプレゼンス
Tatsuo Inoueは、8月中旬から日本のAP&Tの代表取締役に就任しています。同氏の指導の下、AP&Tは製品開発を継続し、日本市場での同社の存在感を高める予定です。
日本は高レベルの技術的ノウハウと厳しい競争が共存する、AP&Tの戦略的に重要な市場です。新たなイノベーションの開発が急がれます。AP&Tの主要な顧客数社も日本を拠点としています。AP&Tは製造ソリューションの新規顧客開拓と、既存の顧客のためのアフターマーケットサービスの両面で、日本市場での成長を目指し続ける意向です。またAP&Tは、Avure社との業務提携を通じて、アイソスタティックプレス分野でも日本市場に強固な地位を確立しています。
Per Josefssonによると「Tatsuo Inoueは、国際的な幅広い工業知識と高い統率スキルを持ち、それに意欲があります。日本市場の拡大の時期に入ろうとしている当社にとって、非常に貴重な人材です。」
AP&Tは2002年より横浜を拠点として、日本で販売とサービス事業を展開しています。