今日、どのような材料コンセプトや製造プロセスが利用されているのか、また近い将来競争力を持つのはどれか?5月15~17日にドイツ・バードハイムで開催の自動車サークル主催「自動車の車体設計材料に関する会議」ではこの大きな議題が挙げられました。
マイケル・マッハハンマー博士(Dr. Michael Machhammer) - AP&T テクノロジ部門上級エンジニアとヘンク・ジャン・ブリンクマン博士(Dr. Henk-Jan Brinkman) - Hydro Aluminium の技術セールス責任者および製品開発責任者は、熱間成形プロセス向け AP&T の多目的生産ラインおよび高強度アルミニウム合金についてのプレゼンテーションを行いました。
「自動車サークルのイベントでは自動車メーカー、請負業者および研究者が集結し、新しいアイデアやプロセス、製品について紹介する。この「自動車の車体設計材料」は私たちの高強度成形向けの生産ソリューションで費用対効果のある生産プロセス、生産性向上および軽量車両コンポーネントの機能強化をどのように実現するかを話し合う最高の機会だ」と、マイケル・マッハハンマー博士。
AP&T のソリューションにより、高強度アルミニウムから複雑形状のコンポーネントを成形することができます。これで材料の厚さが薄くなり、鉄鋼からアルミニウムへの代替を使用することができるため、自動車の車体重量を30~40パーセント抑えることができます。
「業界内では、テクノロジ自体に関心が寄せられたのはもちろんだが、経済面についても質問がたくさん寄せられた。部品コスト全体を考えると、私たちのソリューションの競争力は非常に高い。特に、現在いくつかの異なる部品から組み立てられているコンポーネントを1つの成形ステップで生産することができる。」
次回の自動車サークル EuroCarBody 2018 は10月に開催され、AP&T の新しい生産テクノロジに関する情報をもっと収集する機会となるでしょう。AP&T からは、複雑形状の自動車の車体コンポーネントを紹介しますが、このコンポーネントでは、設計エレメントはドアリングとドアの内部形状がベースとなっていることが分かります。
詳細はこちらをお読みください:AP&Tの高強度アルミニウム成形用生産ソリューション
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