Spartanburg Steel が5プレスタンデムラインの自動化により、AP&T の SpeedFeeders が注目を浴びる
米国サウスカロライナ州スパータンバーグの Spartanburg Steel Products Inc. は、主に自動車やトラック、農業機械向けにプレス加工金属部品、コンポーネントおよび複雑なアセンブリを製造しています。顧客には、世界市場で展開している有名企業がいくつかあります。
安全性向上、製造効率強化、サイクルタイム短縮および柔軟対応強化に向け、Spartanburg Steel は2017年、その時点で完全手動だった5基の大型プレス機とともに、既存のタンデムラインのうち1基を自動化することを決定しました。AP&T North America との関係がすでに確立されていたことで、ソリューション提案をどこにするかはすでに頭の中にありました。
「はい。今回 AP&T 自動搬送機の設置は2回目になる。以前、トランスファーシステムを1台購入したが、パフォーマンスが非常によい。このテクノロジを信頼している。」 と、Spartanburg Steel 社事業開発・エンジニアリング担当副社長 チャド・レインズ(Chad Raynes)氏は述べています。
AP&T にとって、ラインのプレス機の間のギャップを効率的に埋め合わせるのは、技術的課題でした。
「従来型産業ロボットを使うのではなく、私たちは新世代の5軸 SpeedFeeders をベースとしたデザインソリューションを提示した。」と、AP&T North America 社・社長 アダム・アランソン(Adam Allansson)氏は述べています。
提案は高い評価を受け、2018年4月、 Spartanburg Steel は発注しました。1年半後、機器が設置および統合され、その時点で完全自動ラインが稼働できました。
「私たちは合計で、ブランクフィード、5基のプレス機との間の部品転送、および積み下ろしの 6基の SpeedFeeders を設置した。作業を進める中で、Spartanburg Steel は、ラインのプレス機と金型交換システムをアップグレードした。他のサプライヤと緊密に連携し。統合ソリューションを可能なかぎり最短時間で実現させた。」と、アダム・アランソン(Adam Allansson)氏。
2019年秋以降、要望にそって、アップグレードした 5プレスタンデムラインを納入しました。通常、保守作業は AP&T 技術者が担当し、Spartanburg Steel 社の新しい職員に対して AP&T が運転と安全性についてトレーニングを行います。
2022年5月
「私たちはラインの安全性向上のため、自動搬送機を設置した。これがコストを下げ効率を上げる結果となった。機器は私たちの期待に応え、順調に稼働を続けている。今後、特に 2023年は、タンデムラインにおいて、追加ラインの自動化を予定している。」と、チャド・レインズ(Chad Raynes)氏。