未来の自動車には、さらに軽量な複合材料の使用率が上昇する可能性があります。AP&T のケント・エリクソン(Kent Eriksson)とロジャー・ナイマン(Roger Nyman)が先端炭素繊維複合材料製の一体成型後部パネルの組み合わせを紹介。
未来の自動車には、さらに軽量な複合材料の使用率が上昇する可能性があります。AP&T のケント・エリクソン(Kent Eriksson)とロジャー・ナイマン(Roger Nyman)が先端炭素繊維複合材料製の一体成型後部パネルの組み合わせを紹介。

スウェーデン北部ピーテオにある RISE SICOMP 研究機関は新しい複合材料の開発が専門。同機関は特に、いくつかのプロジェクトで自動車業界との協力により、未来の自動車の軽量化とエネルギー効率向上、および気候と環境への影響を抑える部品の開発に取り組んでいます。AP&T の最新プレステクノロジは、研究者にとって、量産条件と類似した条件下でのトライ設備としても最適です。 

RISE SICOMP の研究者は多年にわたり、AP&T のプレステクノロジ開発に興味をもって、注目してきました。最近では、2020年終わりに運用を開始する為に AP&T の油圧式サーボプレス機への投資を決定。

AP&T の油圧式サーボプレス機は非常に高精度で成形プロセス全体を変更、制御および監視することが可能となることから、バイオ複合材料など、各種材料の研究開発には柔軟で、非常に利用度の高いツールになります。ただし、プレス機自体は完全商用製品です。研究者が使用するのと同じテクノロジーは、すでに大規模な量産設備での利用が可能です。 

「新しい材料と最先端成形テクノロジを組み合わせることで、自動車メーカーがさらに自由に未来の製品を設計・製造できるようになる。この開発には興奮を隠せない。RISE SICOMP 研究者とともに、当社は環境への影響がより少ない自動車の軽量化に向け、新たな技術ステップに取り組む上で、業界が求める生産設備づくりを行っている。」 と、AP&T セールスマネージャ ケント・エリクソン(Kent Eriksson)は述べています。 . 

AP&T 油圧式サーボプレス機のファクト

テクノロジーと機能: 制御バルブの代わりにサーボモーター、閉ループ制御システム、遅速時のエネルギー回生、運動エネルギー不足、プレススライドの平行性、オートメーション設備との同期化。

メリット:  堅強なプロセス、高精度と再現性、不均衡時でも上型の平行ストローク、クイック加速および遅速 – サイクルタイムの短縮および高生産力、製造製品ごとに 40~70% のエネルギー低減。 

AP&T の油圧式サーボプレス機についての詳細は ここをご覧ください。

RISE SICOMP についての詳細は、 ri.se を参照してください。

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