標準機器から作られ、素早い据え付けが可能なフルパッケージで提供されるリニアロボット — 本書は Machine in a Box、ライン統合担当社を対象にしたオートメーションに関するAP&T顧客指向コンセプトについての概要です。これらは現在、米国とヨーロッパで利用できます。
「当社オートメーション製品は、AP&Tの新しい生産ラインのキーコンポーネントにとどまりません。販売している機械の半分以上は、新生産ライン又は自動搬送機のレトロフィットのためのものか、現地ライン統合担当社によりマテハンシステムに設置されます」と、AP&Tオートメーション製品担当マネージャー、マーティン・サールマン。
その目的は、その他産業の開拓や、エンドカスタマーにより容易に協力するために開発いたしました。このビジネスモデルは、ライン統合社がプロジェクト管理、販売に責任を持ち、AP&Tの役割は、オートメーション機器の提供に限られることを意味します。
「インテグレーターの仕様をベースに、当社は標準コンポーネントの当社モジュラーシステムを基にした製品を作ります。これによって当社は、発注から納品までリードタイムを大幅に短縮でき、同時に、エンドカスタマーは、試験済みで品質を保証された信頼できる機械をローカルインテグレータから入手できます」。
AP&Tは2011年より、北米の現地オフィスを通して、このコンセプトを活用しています。今年から、現地で統合されたオートメーション製品をAP&Tのヨーロッパオフィス(ドイツ)から購入することもできます。これには現地でのプロジェクト管理、販売、サービスなどのメリットもあります。同時に、AP&T は、より広い範囲の顧客を獲得するため、外部インテグレータネットワークの拡張に向けた対策を講じます。
ドイツのAP&TからMachine In a Boxソリューションを選択する最初のエンドカスタマー2社は、アプライアンスメーカーと、医療産業向け外科用器具のサプライアです。ドイツのAP&TはAP&Tのリニアロボットをその生産ラインに統合しています。どちらの場合も、機器によってシートメタルを形成しますが、AP&Tのリニアロボットも全く異なる産業に用いられます。
「そうです。当社の技術は、食品、ガラス、木材、タイヤなど様々な分野でのハンドリングにも適しています。当社はすでに、標準化したモジュラーリニアロボットで最大のプレーヤーでもありますが、用途および内外のインテグレータを増やして市場を広げることで、優れた製品、競争力ある製品を持って、さらに多くの顧客にアクセスします」と語るマーティン・サールマン。
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